【9月3週目】「絵画」のテーマと目標

9月3週目の「絵画」のテーマと目標を”日めくり課題”としてPDFの形で作成しています。

こちらを印刷し、お子様と確認したり、壁に貼り付けたりなどして、この1週間でしっかり目標を達成していきましょう。

年長のテーマと目標

今週のテーマは、「好きな生き物に変身できる魔法のアメを描いて、理由まで答えよう」です。

小学校受験の絵画では、ただ絵を描くだけでなく、描いたものについてあとから質問される「お尋ね」が行われることがあります。

今回は、好きな生き物に変身できる「魔法のアメ」を描き、何に変身したいのか、その理由まで答えられるように練習していきます。

この課題では、アメの模様を自分が変身したい生き物と結びつけて描くことがポイントです。

たとえば、魚に変身したいなら魚のしま模様やひれを取り入れる、鳥に変身したいなら羽やくちばしをイメージした模様にするなど、絵と答えがつながっていると、お尋ねでも話しやすくなります。

また、この課題には、早稲田実業学校初等部で出されるような「決められた形を使って発想を広げる条件絵画」の要素と、慶應義塾幼稚舎で求められやすい「想像力を働かせて、自分なりの世界を表現する課題」の要素を織り交ぜています。

丸いアメの形をどのように生かして生き物らしさを表すか、さらに「その生き物になって何をしたいのか」まで考えることで、条件を守る力と想像する力の両方を鍛えることができます。

先生方は、絵の上手さだけでなく、「何に変身したいのか」「なぜそう思ったのか」を自分の言葉で説明できるかを見ています。

「速く泳げるからイルカになりたいです」「空を飛んで遠くまで行ってみたいので鳥になりたいです」のように、理由まで自然に話せると、発想力と表現力が伝わりやすくなります。

お家では、描く前や描いている途中に「何の生き物に変身したい?」「その生き物になったら何をしたい?」「どうしてそれがいいの?」と聞いてみてください。

絵を描いたあとにも同じ質問をして、お尋ね対策として、描いた絵の内容を言葉で説明する練習までセットで取り組むのがおすすめです。

年中のテーマと目標

今週のテーマは、「立っている人を描いて、体全体のバランスを意識しよう」です。

小学校受験の絵画では、人の顔だけでなく、立っている姿や体全体を描く課題が出されることがあります。

今回は、「人の描き方シリーズ②」として、立位を描きながら、顔・首・肩・腕・脚のバランスを考えて表現していきます。

この課題では、頭だけが大きくなりすぎたり、腕や脚が短くなりすぎたりしないように、体全体のつながりを意識することがポイントです。

顔の下に首、首の下に肩、肩から腕、体の下に脚というように、順番に描いていくと形を整えやすくなります。

先生方は、人物を描けるかだけでなく、顔・体・手足の位置関係を理解しているか、立っている姿として自然に見えるかを見ています。

人を描く力は、家族の絵や友だちと遊ぶ絵など、さまざまな絵画課題にもつながる大切な力です。

お家では、「首はどこにあるかな?」「肩から腕が出ているね」「脚は体の下から伸びているね」と、鏡を見たり実際に立った姿を確認したりしながら描いてみてください。

体のつくりを意識しながら描くことで、人物の絵がぐっと分かりやすくなります。