みなさまいつもお世話になっております。
小学校受験コーチのかけるです。
首都圏の私立小学校の受験も一通り結果が出揃った時期かと思います。
私立小学校の試験を受けられた方、本当にお疲れ様でした。
ご自身の理想の結果で終えた方もいらっしゃれば、悔しい思いをされた方、補欠の繰り上がり合格のご連絡を待っている方もいらっしゃると思います。
そして、最後の国立小学校へ向けて対策を進めている方も多いでしょう。
都内の国立小学校に絞ると、筑波大学附属小学校やお茶の水女子大学附属小学校の２つが巧緻性・制作課題が難しい学校として有名です。
逆に言えば、この2つの学校の巧緻性さえしっかり作ることができるのでしたら、他の国立小学校の課題には問題なく対応できるということです。
そこで今回は、国立小学校受験対策として、この時期に取り組んでほしいMAGONOTEの巧緻性教材をまとめて５つご紹介します。
目次
お茶小 2024年度①「クリスマスツリー」
こちらの制作課題は、「お茶の水女子大学附属小学校」の2024年度入試の巧緻性課題をリメイクしたものとなっています。
台紙に印刷された2種類のクリスマスツリー計4枚を線に沿って切って、貼り合わせた後、線に沿って切り込みを入れて、組み合わせるというシンプルな制作工程となっています。
しかし、線に沿って丁寧に切り取っていないと貼り合わせるときにずれてしまったり、組み合わせるときにきれいにツリーの形にできないため、性格な「切る力」「貼る力」が必要になります。
また、最初にクーピーを使って模様を描くパートもあるため、基本的な運筆能力も求められます。
そのため、試験前までにしっかり作れるようになっておきたい課題のひとつです。
お茶小 2024年度「ビニール袋の魚」
こちらの制作課題は、同じく「お茶の水女子大学附属小学校」の2024年度入試の巧緻性課題をリメイクしたものとなっています。
ビニール袋の端をテープで留めた後、お花紙を丸めてビニール袋に詰め、口の部分をモールをねじって留めて、魚の形に整えます。
そして、丸シールで目をつけたり、用意した台紙を切り取ってヒレをつけて完成という流れになります。
この制作工程の中で、「お花紙を丸める」「モールでねじる」など制作課題で頻出する巧緻性が含まれているので、国立小学校の制作対策としてぜひ取り組んでみてくださいね！
お茶小 2025年度「紙皿ネコ」
こちらはは、お茶の水女子大学附属小学校の2025年度入試をリメイクした制作課題「紙皿のねこ」となっています。
お茶の水の制作課題では、最初に見本や説明をよく観察したうえで、自分の手で丁寧に作り上げる力が求められます。
今回の制作課題では、猫の形を正確に切る、お花紙をヒゲの形にねじってバランスよく貼る、目や耳のパーツを左右対称に配置するなど、一つひとつの工程の中に巧緻性や集中力、観察力が詰まっています。
紙皿を使ったシンプルな課題ですが、素材の扱い方やボンド付けの丁寧さ、顔の表情づくりなど、お子様の制作レベルを確認するのにぴったりの内容になっているので、ご家庭でもぜひ一度取り組んでみてください。
筑附小 2024年度「飛び出るカード」
今回は、巧緻性・制作課題が難しくて有名な国立小学校「筑波大学附属小学校」の2024年度入試の巧緻性課題をリメイクした教材を公開！
こちらは、用意した2枚の台紙を使って「飛び出るカード」を作る課題となっており、
・それぞれの形や色をよく見て、外側の線と内側の線の間に線を書く
・黒い太線に沿って手でまっすぐちぎる
・点線に沿って山折りや谷折りをする
・「V」の形になるように貼り付ける
・蝶結びをする
など基本的な巧緻性がたくさん詰まっています。
特に年長のお子様であれば身につけておきたい巧緻性ばかりとなっているので、現時点での巧緻性をチェックするためにも必ず取り組んでみてくださいね！
筑附小 2024年度「涙を流す男の子」
こちらの制作課題は、「筑波大学附属小学校」の2024年度入試の巧緻性課題をリメイクしたものとなっています。
筑附小の制作課題では、指定された色のクーピーで特定の中をきれいにぬったり、丸い目の形や太線に沿って手でちぎったりなどの巧緻性が、毎年必ずと言っていいほど出題されます。
また、この制作課題は、私立小学校でも出題されやすい「蛇腹折り」や山折り・谷折り、蝶結びなどをするパートもあるため、基本的な巧緻性がギュッと詰まっています。
国立小学校を受験される方はもちろん、新年長のお子様も身につけておきたい巧緻性ばかりとなっているので、現時点での巧緻性をチェックするためにも必ず取り組んでみてくださいね！
さいごに
今回は、国立小学校受験対策として特に取り組んでおくべき制作教材をご紹介してきました。
過去問制作は、実践的な巧緻性対策につながるので、残りの期間でぜひ取り組んでみてくださいね！
また、他の有名校の過去問については以下のページから確認できるため、今回ご紹介した制作課題に取り組み終わった方は確認してみてくださいね！
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